歩遊シリーズ 「聴いて、触れて」〜主な登場人物〜
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〜解説〜 相羽歩遊は高校2年生。 幼い頃から隣家の俊史には何をしても敵わないし、逆らえない。 瀬能俊史も同じく高校2年生。幼い頃から歩遊にしか興味がなく、歩遊を独占する為あらゆる「外敵」から歩遊を遠ざけ、縛ってきた。 その為、歩遊は人見知りでいつでも自信のない弱気の虫に、俊史はいつでもぴりぴりとした気難し屋になっていた。 そんな2人が2年になり初めて別々のクラスになる事で、これまで保っていたぎりぎりの均衡が崩れ始める…。 歩遊は高校で噂になっている、「俊史と戸辺は付き合っている」件に悶々としつつも、それが家族としての寂しさ故と考えている。 俊史はその噂を否定しないまでも、歩遊が戸辺の事を持ち出すと忽ち不機嫌となり、無理矢理歩遊に触れようとする。 そんな俊史に「怖い」と怯え続ける歩遊。 そんな歩遊に思い切って手を出せない俊史。 初めて出来た友人・耀からは、「お前たちの関係っておかしい。対等じゃない」と指摘されて…。 周囲の人間が首をかしげ続ける中、おかしな2人の関係はどう変化していくのか―。 不器用な高校生幼馴染の、じれったくも、のんびり緩やか(?)なお話です。 |