【剣風帖《龍龍》:蓬莱寺京一と緋勇龍麻】

ひらせ 様 画







■管理人コメント■
既に放送が終了してから何年も経つアニメ龍龍ですが…私的には、未だあの作品は魔人界の「黒歴史」として、多くのファンの心に手痛いダメージを残し続けているような気がしてなりません。その想像を絶する巨大なパワーには、ある意味感嘆してしまうくらいでして…。※龍龍好きの方すみません。私も龍龍のひーちゃんは心の底から大好きです!
あんなに良い子で優しい「主人公」のひーちゃんなのに、仲間たちからは空気扱い、極め付けはラスボス(多分柳生)との闘いまでたった一人で立ち向かい、中国で行方知れず…。おおぉ…思い返しただけで胸が痛くなる(汗)。しかーし!そんな中、ひーちゃんを追うべく、偽菩薩のアプローチも軽く振り切って中国へ向かった男が一人!それが京一です!アニメでは偽亀も一緒に行っていたけど、あいつの場合偽菩薩に振られて東京にいられなくなったから来ただけだろって感じなので、この際黙殺(※私は本来如主贔屓です)。
あの後どうなったのかは分かりませんが、ひーちゃんは誰も巻き込みたくないから一人で行った。でも、京一は絶対そんなひーちゃんを見つけたと思います。そして、きっとひらせさんが描いてくれたこの絵のように、どこまでも一緒に落ちていくんです。そして掴まえたらもう絶対離さない!それが例え地獄とも知れぬ闇の中だろうと何処だろうと、京一はひーちゃんを見放さないのです!
この絵を拝見した時はきゅっと切なくなりつつも、「そうだ、あんな所(=偽真神ズがいる東京)にいるより、2人でこうやって落ちていく方が素敵!これが理想的ラストだ!」と思いました。あのアニメの唯一の救い……それは京一が本当に最後までとことんひーちゃんしか見ていなかったこと、それに尽きます。それであの作品はぎりぎり救われたと言っても過言ではありません。もしも制作スタッフが敢えてひーちゃんをあんな処遇にし、それによってこの【究極の京主】を演出したというのなら、それはまさにプロの手法ですね!……100%そんなわけないけど(毒)。
何はともあれ、このような素敵龍龍絵を頂けて本当に幸せです!ひらせさん、どうもありがとうございました!!今度は眼鏡壬生を是非とも(笑)!