言葉が足りない



  放課後は大抵「みんな」が一緒だったので、2人で帰るのは久しぶりだった。
  だからと言うのもあるが、京一は先日聞きたかったことをここで龍麻に聞いてみることにした。
「なぁ、ひーちゃん、この間のバレンタインデーだけどよ」
「うん?」
  龍麻は京一の隣を歩きながら適当な生返事をした。あの戦いが終わってから良い日和が続いている。龍麻は悠々と空を見上げながら、どことなく気分が良さそうだ。こうやってただ歩いているだけだけれど、そのリラックスした様子に京一も心なしか胸がほっこりとする。
  そして「好きだ」などとしみじみ思ってしまう。
  だからこんなこともつい訊いてしまう。
「ひーちゃん、すげえ貰っていたよな、チョコ。連中から」
「連中?」
「連中は連中だよ。しかも、女子たちどころか男どもからまで。壬生のなんか手作りだって?」
「あぁうん、凄かった紅葉のは。俺、何かちょっと笑ってしまった」
「は…何で」
「だってあんなスゴイの、本命チョコみたいだと思って」
「…………」
  京一は思わず黙りこんだ。まさしくそれは本命チョコだったのだろうとは、敢えて言わなかった。言うわけがない。折角龍麻が壬生のその気持ちに気づいていないのなら、わざわざ教えてやる必要などないではないか。
「女子はほとんど手作りだったんだろ。如月と御門が持ってきたやつは、やたらと高いのだって聞いた」
「何で京一、そんなことまで知ってんの」
「俺たちの間ではそういう情報が回るのは早いんだよ」
「へーえ」
  何かヘンなの、と。龍麻は相変わらず何も分かっていないという風に呑気に笑ってから、「もしかして京一、欲しかったの?」などと、まるで見当違いなことを言ってきた。
「は?」
  だから眉をひそめておかしな声を返してしまったのだが、龍麻は依然として楽し気な雰囲気のまま、「だから」と京一を横目で見ながら笑った。
「そんなにチョコのこと気にするなんて。京一がそこまで甘い物好きだとは知らなかった」
「別にンな好きじゃねェよ!」
「でも京一もいっぱい貰っただろ? 学校でも凄かったじゃないか、後輩の子たちが列を成して」
  その時のことを回想するかのように、龍麻は空を見上げながら言った。
  確かに、2月14日のバレンタインデーは平日だったこともあり、京一たちのクラスはちょっとした騒動になった。何故って、その教室には、1年の頃から何故か「同学年以外」の女子からモテモテの京一を筆頭に、「どこかミステリアスな雰囲気を持った美形転校生」緋勇龍麻、女子であるにも関わらず、同じ女子生徒から絶大な人気を誇る桜井小蒔、そして、全校生徒憧れの的である聖女・美里葵といった無敵の3年生らが一同に介していたから。皆、とにかく彼らにチョコを渡したい、自分の好意を知ってもらいたいと、教師陣が良い顔をしないのにも関わらず、直接・間接、関わりなく、皆が京一たちの周りに群がった。
  京一も例年、特に断る理由もないし、「女の子たちから好かれている」ことに関して悪い気持ちはしないから、その好意はありがたく受け取ったし、龍麻たち他の面子もそれなりに礼を言ってチョコも貰ったようだ。そう、所詮祭りなのだ、バレンタインデーなどというものは。渡す方だってそれで何を期待しているわけもない。無論、ホワイトデーにはそれなりのリアクションというか、アメ玉の1つも貰えればと考えているかもしれないが、「チョコを渡した」、それを「受け取ってもらえた」から、その後にどうのこうのまでは考えていないだろう。…よほど思い詰めているような本気タイプでもない限りは。
  だから京一も学校関係のチョコに関してはあまり気にしていない。
  故に、「とても」気になるのは、仲間連中からの、龍麻へのチョコだけだ。
「俺のことはいいんだよ。俺がひーちゃんに訊いてるンだろ? ひーちゃんはどうするつもりなんだよ、つまりその…。壬生たちから貰ったもんについて」
「全部食べたよ」
「だからそういうことじゃねーって……はぁ!? 全部って…あれ、全部食ったのか!?」
「うん。だって折角くれたんだから、食べないと悪いだろ?」
  きょとんとして答える龍麻に、京一は別のことで驚いてしまい、思わず足を止めた。
「いやけど、おまっ…。だって何個貰ってたよ!? くれた奴の、ホントに全部食ったのか? 美里からのなんて、ホールケーキじゃなかったか、何か誕生日でもねェのに訳分かんねェ大きさの…」
  いくら目立った者勝ちと言っても、あれはむしろドン引きだろうという感じの代物だった。そんなものすら龍麻は全て食したというのだろうか。
「まさか…学校の連中から貰ったチョコも食べたのか」
「ああ、食べたよ。さすがにあれは摂取し過ぎだから、当分甘い物は要らないかな」
「知らない奴からの物なんか食うなよ! 毒でも入ってたらどうすんだ!?」
「はあ…? 京一、それって何気にひどくないか? 京一だって喋ったことない後輩の女の子たちから貰っていたくせに…つまりお前は、貰うだけ貰って食べてないってこと?」
  改めてそう突っ込まれると、京一は自分が女子たちにひどいことをしてしまったような罪悪感に囚われてぐっとなった…が、嘘を言うわけにもいかない。渋々本当のことをぼそぼそと告げる。
「あぁ食ってねェよ…。そりゃあ食わねェならハナから貰うなってことかもしんねェけど…断ったら、折角用意してくれたのに、それはそれで可哀想だろ?」
「うーん、よく分かんないなぁ。だったら食べてあげろよなー。まだ家にあるの? 今からでも遅くないからお前ちゃんと食べろよ、受け取った物は」
「そういう精神でお前は貰ったもんは全部食ったってことか」
「そう。大体さー、毒とか言って、ちょっとギャグだろ、それ。仮にそこそこの毒盛られていたとしても、そんなんで俺らが死ぬわけないし、これまでのことを考えたらさ。全然楽勝じゃん、ハハハッ」
「いや、そんなんギャグにされても笑えねーし…」
  たらりと冷や汗を流して京一はやっぱり弱々しい声で返した。
  確かにあの壮絶な戦闘を乗り越え「今」を勝ち取った自分たちにしてみれば、一般人が盛った毒など何ほどのこともない。否、そもそも毒を盛る者などいるわけもないのだ、今は平和なのだから。……しかし、それにしても。そんな話すら軽い「ギャグ」として済まそうとする龍麻の境遇が悲しい。本来なら決して笑える類の話ではない。裏を返せばこのことは、これまで如何に龍麻という男が己の宿星に従い、見知らぬ人々や街の為に命を賭して血を流してきたかを示している。幸い、戦いは無事終わり、この龍麻にも安穏とした時間が訪れているけれど。
「何か今日の京一はヘンだな。どうかした?」
  ふと悶々としてしまった京一に龍麻がようやく関心を向けたように訊いてきた。京一が立ち止まってしまったせいもあるだろう。学校と家路とを結ぶこの新宿中央公園は時節柄寒々としていて、今は周りに通りがかる人もいない。自然、龍麻と2人、面と向かう形になって、京一ははたと思い立って顔を上げた。つい、らしくもないことを考えて暗くなりかけたが、これはチャンスではないのか? 今こそ自分の龍麻への気持ちを言うべきではないのか、こんな雰囲気も何もないところでという気もするが、折角龍麻がこちらを見てくれているのだ。この好機を逃してはいけない気がする。
  何せ自分は他の仲間たちとは違い、14日は見事にスルーしてしまった。
  京一だけが、龍麻にチョコをあげなかった。
「俺は…」
「京一?」
「俺はヘンじゃねェよ。多分、ヘンなのはひーちゃんの方だな」
「俺?」
  龍麻が意表をつかれたような顔をしてから笑った。そんな言いがかりをつけられるとは思っていなかったという風だ。
  それで京一もむっとして唇を尖らせた。
「そりゃそうだろ。ひーちゃんって基本的にいつも、何考えてんのかよく分かんねェんだよな。みんなに笑顔でいつでも優しいひーちゃんだけどよ…。けど、それって、結局誰に対しても本気じゃねーってことなんじゃねーの」
  ちょっと待て、こんな話をして大丈夫か。告白するんじゃなかったのか、俺。少しヒヤリとしつつ、しかし京一はつい、自分の想いを告げるよりも先に、頭に浮かんだことを発してしまった。そもそも「これ」も、ずっと抱えていた不安というか疑問、不満だったから。
  これまではいろいろ大変でそれどころではなくて、口にする暇がなかった。
「みんなからチョコ貰って、『サンキュー』って受け取ってよ…。それを食べてやることがひーちゃんの誠意なんだったらさ。もしもそれが本気のチョコだったらどーすんだ? それにもサンキューって礼言って、全員の好意を受けとめるのか? そんなことできんのかよ? 無理だろ?」
「えぇ…?」
「前から思ってた。ひーちゃんはちょっと、みんなにいい顔し過ぎなんじゃねェかって」
「……京一。それってもしかして、真面目な話か?」
「は、はあ…? 当たり前だろ!? これが冗談か何かに聞こえるか!?」
  素っ頓狂な反応を返されたことで京一はますます眉を吊り上げて怒ってみせた。確かに自分も唐突なのは自覚しているが、龍麻があまりにいつまでもすっとぼけた反応だから、さすがに焦れた思いがした。
  それに、いくら何でも龍麻とて気づいているのではないかと思うのだ。即ち、仲間たち皆の、龍麻へ向ける「恋情」に。龍麻があまりに高嶺の花だし、京一も認識していたように「それどころでは」なかったし。何よりこれまでは互いに牽制し合っていたから誰も本気で迫ったりしなかった。大抵、美里のバースデーケーキ紛いのチョコのように、どこか「笑ってしまう」レベルで済まされてきたのだ。
  けれど。
  美里の熱過ぎるチョコにしても、壬生の手作りチョコにしても、何にしても。それだけで龍麻は気づくべきなのだ。気づかない方がおかしい。皆が緋勇龍麻に「本気」であるということを。本気で龍麻に惚れていることを。
  それに対して、この男は、龍麻は、一体どう思っているのだろうか。
  ふうと一つ息を吐いて、京一は努めて真摯な顔で言った。
「別に連中の応援をする気はない。けど、ひーちゃんだって何気にひどいと思うぜ…。チョコだけ貰って、『うまかった』だけで終わるのって」
「…そうかな」
「そうだろ!? だってよ、連中は――」
「じゃあ、気持ちを受け取れないなら。…皆からの愛を均等に受け取れないなら、チョコも受け取れないって断れば良かった?」
「いっ…いや、そこまでは…そりゃ…そりゃ、分かんねェけどよ…」
「京一も、気持ち応えるつもりもない後輩の子たちから満面の笑みでチョコを貰っていたけど、それはどういうつもりで貰ったの」
「はっ!? 何で今俺のことになんだよ!」
「一応参考までに訊いておきたい」
  今は龍麻も真面目な顔をしていた。京一は一瞬どきりとして、途端にオタオタとして、らしくもなく俯いてしまった。こんな龍麻の顔にはめっぽう弱い。
「だっ…だから、そりゃあ…折角用意してくれたのを断るのも…って、さっき言ったじゃねえか! それに、ああいうのはノリっつーか、単なるイベントっつーか」
「ふーん」
「……んだよ」
「べつに?」
  ふいと横を向いて苦笑した龍麻に、京一は急に恥ずかしくなり、赤面した。そしてそれを誤魔化すように声を荒げた。
「……ッ、ああ、悪かったよ! 俺が悪かった! ひーちゃんが俺の言っていることが無茶苦茶だって言いてぇのは、よーく分かったよ、テメエのこと棚に上げて悪かったな! けどだからって、改めてこんな風に突き付けなくてもいいだろ!」
「別にそういうつもりじゃないよ。京一が俺に訊くから、お前はどうなのって思っただけだし」
「………」
「あと、やっぱり今日の京一は変だよ? どうかした?」
  龍麻が優しげな笑みを向けて首をかしげた。京一は「その顔は反則だ」と心の中で叫びながら、遂に観念して言うことにした。もう雰囲気や己の決意などをごちゃごちゃと考えている場合ではない。
「つまりだな……。俺は、ひーちゃんがみんなに優しいのが、イヤなんだ」
「え?」
「ひーちゃんが…あいつらが作ったチョコ受け取って、あいつらの為にそれ食って美味いって喜ぶのが……すげぇ、むかつく」
「……なんで」
「そりゃあ…。そりゃ、分かるだろ!? ひーちゃんの本命は、俺であって欲しいと思っているからだ!」
  こんな告白で良かったのだろうか。いや、良いわけがない、駄目に違いない。最初からやり直したい。京一は頭の中でぐるぐると急いでそんなことを考えたが、時すでに遅しとはまさにこのことだった。いつもロクに考える間もなく、いつもの面子とラーメンだの何だのでバカ話ばかりして終わっていたから、いざこうして龍麻と2人きりになってもうまいこといくわけがなかったのだ。
  何故もっと考えて話せないのか、いつも行き当たりばったりになってしまう。
  しかし言ってしまったものは、もう仕方がない。がしがしと髪の毛をかきむしりながら、京一は大きく嘆息した後、自棄のように口を開いた。5秒か或いは1分か? 何にしろ、この沈黙には耐えられそうにない。
「……で。ひーちゃん」
「ん?」
「何か…その、何か、リアクション、してくんねえ? きついんだが…。何か言ってくんねーと」
「あー」
「いや、あー、じゃなくて。そもそも今、俺が言った意味、分かったか?」
「ああ、分かったよ。つまり京一は、俺のことが好きだって言いたいんだろ。それも、何というか軽い感じの好きとかじゃなくて、重たい感じの方」
「はぁ…? 何だよ重い感じって…」
  京一がぶすくれると、龍麻は急に破顔して「ぶはっ」と吹き出した。京一がそれにポカンとしても、暫し腹を抱えて身体を丸め、ウケ続けている。京一には何が面白いのかさっぱりだ。そんなに変な顔をしていただろうかとひねた気持ちになってしまう。
「ごめんごめん」
  京一の態度に気づいて龍麻は片手を挙げ、それから拝むように謝るそぶりをしてみせた。未だ笑い過ぎた目元には涙が滲んでいるようだったが。
「ホント悪い。けど、そういうことだろ? お前は、自分の気持ちはみんなとは違う、みんなよりずっと俺のことを想っていて、俺のことを好き過ぎて。だからみんなと一緒にされるのが嫌で、俺にチョコをくれなかった。違う?」
「……そうかもしんねェ」
「と同時に、俺がお前にチョコをやらないのも何なんだって思ってた。というか、俺が誰かにチョコをあげたりしていないか、ずっと気になってた」
「……誰かにあげたのか?」
「知りたい?」
  ニヤリと笑った龍麻に、京一はいよいよ呆れたような、いじけたような目をして見せた。慣れているとは言え、全くこういう時の龍麻は性質が悪い。
「ひーちゃん。時々そーやって性格悪くなるのやめてくれ。分かるだろ? 知りたいに決まってんだろうが。だから今、こんなグダグダなことになっちまってんだし。あぁそうだよ、俺はお前のことが好き過ぎんの、重たい方の意味で。だから、誰か他に好きな奴がいて、チョコあげた奴がいるならいるで教えてくれ、早く」
「あのさぁ」
  今度は龍麻が指先で頬を掻く仕草をして、困ったように俯いた。顔は笑っているが。困っているのに可笑しくて堪らない、そんな様子。京一はそんな目の前の相棒の顔に「腹立つなコイツ!」と心内で毒づきながら、一方で「しかしそんな緋勇龍麻も最高に好きだ」などと救いのないことを思ってしまった。
「さっき京一、俺はみんなに優しいって言ったけど」
  その龍麻が、不意にはっきりとした声色で言った。
「その舌の根も乾かないうちに、俺は時々性格悪くなるって言うのな。――まぁ、さ。だからつまりは、そういうことなんだよ」
「は…? 全然、意味が分かんねェんだけど…」
  不審な顔をしてそう返すと、龍麻はそう言った京一に一歩二歩と近づいてから、ごつんとその拳をみぞおちに当てた。それは決して強いものではなかったけれど、意表をつかれた京一はもろに「うぐ」と言って、不覚にも身体を折り曲げてしまった。
  すると却って目線が近くなったようだ、そんな京一の首に龍麻はすかさず腕を絡めて顔を寄せると囁いた。
「俺の性格が悪いことを知っているのは、京一だけだよ。だって京一にしか見せてないから」
「………は?」
「あと俺は中国も一緒に行くって言ったつもりだったけど、本気にしてなかった?」
「え? いや…だってそりゃあ…あの時はまだそんな、生きて帰れるとも思っていなかった時で…って、えぇ? えっと、つまり、それって…?」
  京一があわあわとしながらその言葉の意味を考えようとする間に、しかし龍麻はすいと距離と取るとそのまま歩き始めてしまった。そうして独語のように、「まぁ俺も、“ただのイベント”に京一がそこまで心配しているとは読み切れなかったから、おあいこってことにしてあげるよ」などと軽口を叩く。
「おい…ひーちゃん」
  京一はそんな龍麻の後ろ姿を暫し眺めた後、慌てて後を追ってその肩を掴んだ。龍麻はそれに「なんだよ〜」と「わざと」面倒そうな反応を見せたが、すぐに追いかけてきた京一には明らか嬉しそうな雰囲気を漂わせた。
  いつも何を考えているか分からない龍麻なのに、その顔を見た時、京一はすぐに「分かった」と思った。そして、それを感じた瞬間、思わず頬が緩んでしまった。
  けれど。
「何か俺ら……どうやら今まで、言葉足らずが過ぎたみたいだな」
  すぐに浮かれるのは絶対的に得策ではない。何となくそう思って、だから必死に気を引き締めつつ、京一は神妙な声で「そうだろ?」と訊いた。
「うん。そうかも」
  すると龍麻はそれにすぐ同意した後、「でも戦いの時みたいに、京一には言わなくても通じるのかと思ってたから」と笑った。
「……っ」
  京一はそれに飛びあがるほどの嬉しさを感じながら、それでも尚努めて冷静さを装いつつ。
「とりあえずこの話をもう少し深めねぇ? これから、ひーちゃん家で」
  そう言って、ごほんと一つ咳ばらいをした。
「ぶはっ」
  すると龍麻は先刻と同じように吹き出して、「京一といるとホント飽きないなぁ」と言った。
  そしてそれから、「そうしようか」と頷いた。
  そうなってはもう耐えきれない。京一はそんな龍麻を見るや否や思わず、「よっしゃあ!」と辺りに轟かんばかりの快哉の声を上げてしまった。



<完>





■後記…両想いの京主…書いていて何と楽しいことか…。何も言わずとも背中を守ってくれた相棒同士、言葉とか特に要らんだろと思っていたけど、卒業が近づくにつれ龍麻にはっきり告白せねばと焦る京一、「え、俺は中国ついてくつもりだったのに、何それ?」と内心驚くひーちゃん。そんな感じの2人でした。何と10年ぶりの京主更新とかいってたまげるんですが(笑)!これからも思い立ったら書きたいなぁ、京主最高!!