龍麻の後をついて行く。
龍麻「……何だよ」
貴方が龍麻の後をふよふよとついて行くと、龍麻は振り返って訊きました。
龍麻「何を言っても無駄だぞ。俺は今日1人でいるって決めたんだから」
盲目の者「ウゴー……」
龍麻「だからお前ももう美里の所へ戻れってば!」
龍麻はそう言って、貴方を追い払おうとします。
けれども、貴方は。
盲目の者「ブオブオグオン!」(龍麻に体当たり)
龍麻「わっ! な、何するんだよっ!!」
盲目の者「グオーンvv」(すりすり……)
龍麻「……何だよ」
しきりと懐いてくる貴方に、龍麻は困ったような、それでもちょっぴり嬉しそうな顔をして言いました。
龍麻「お前…俺の事、心配してくれんのか?」
盲目の者「グオン♪」
龍麻「はは…ありがとな」
龍麻はそう言って貴方の事をなでなでとしてくれました。
そして。
龍麻「本当は俺…ちょっと寂しいと思ってたんだ。じゃあ、今日は…お前、俺と一緒にいてくれる?」
盲目の者「ブオ!?」
龍麻「今夜はさ…ずっと一緒にいよう。な?」(ぎゅっと貴方に抱きつく龍麻)
盲目の者「クラリ……」
何という展開!!
龍麻はいきなり貴方の手をつかむと(手?足?)、にっこりと笑って言いました。
龍麻「メリークリスマス、盲目の者vv」←何という呼び方だ
こうして。
貴方は龍麻とめくるめく(?)聖夜を過ごす事になったのですって。
めでたしめでたし…かな?
満たされて(?)戻りましょう。