毎日企画発動!!

「雨」




現代・東京―。
今、緋勇龍麻とその仲間たちは、大変な危機に直面していた―。


場所は新宿・真神学園3年C組教室。
京一「ぅおーい、買ってきたぞー」
小蒔「遅いじゃないのさ、京一! ボクもうお腹ぺっこぺこだよ〜!」
京一「うるせえぞ、食い意地小僧! 俺一人に買出しさせといて、偉そうにいばってんじゃねェ!」
小蒔「何だとぉ〜? そんなの京一がジャンケンで負けたのがいけないんじゃないかッ。それに誰が小僧だ誰がッ!」
京一「お前だよお前。桜井小太郎君」
小蒔「このぉ〜!!」
醍醐「こらこら2人共、よさないか。桜井、怒鳴ると余計腹が減るぞ」
小蒔「だって〜」
美里「うふふ。小蒔、そう怒らないで。貴方が1番に食べたい物を選んでいいから」
小蒔「ホント!?」
美里「あ、でもやっぱり1番は龍麻だったわ」
小蒔「………(汗)」
美里「龍麻v 貴方はどれがいい? しがないカップラーメンしかないけれど」
京一「悪かったな…。ここらへん、コンビニしかないんだから仕方ねェだろ」
美里「それにしたってデザートくらい欲しかったわよね。龍麻は甘い物に目がないから」
龍麻「……別に俺は何でもいいんだけど……」
美里「……? 龍麻、どうかした? 何だか元気がないけれど…」
龍麻「ん、そんな事…」
小蒔「えーでもホント、さっきからひーちゃんあんまり喋らないし。具合でも悪いの?」
龍麻「いや別に…」
アンコ「どうかするに決まってるじゃないッ!」
小蒔「わ、びっくりした…! アンコ、どっから沸いて出て来たの?」
アンコ「新しい企画物の時はいつでもどこでも登場するわよ、アタシは」
京一「邪魔なだけなのによ…(ぼそり)」
アンコ「何か言った?」(じろ)
醍醐「ま、まあまあ。それで、遠野は龍麻の元気がない理由を知っているのか?」
アンコ「勿論よッ! っていうか! アンタ達だって、今のこの状況を話し合う為にこうしてここに集まってるわけでしょ!? こんなキャンプみたいにカップラーメンなんか漁って、危機感ってものがないの!?」
京一「しょーがねえだろー。腹が減っては戦はできないってな」
美里「うふふ…それに暗い学校の教室で龍麻と一緒にいられるなんて…ちょっと素敵よね(後の奴らは邪魔だけど)」
アンコ「ちょっとちょっと…(コイツらは〜・汗)」
裏密「そ〜んなだ〜から〜」
京一「げっ、裏密! お、お前も来たのか」
裏密「来ちゃ〜いけなかった〜?」
京一「当たり前だろーが。こんな暗いところにお前なんかが来たら、かなり薄気味悪ィんだよッ」
裏密「うふ〜京一君ったら照れちゃって〜」
京一「誰が照れてるんだ、誰が!!」
醍醐「こ、こらこら。いいから少しは話を前に進めろ。何のためにこうやって集まっているのか分からなくなってきてるじゃないか」
アンコ「そうよッ! ここ最近の天候…このど〜んよりとした雨続きの日々が続いたら、東京は柳生に支配される前に、本当の闇に閉ざされてしまうのよッ!」
小蒔「何か今強引に現在の状況を説明したね、アンコ…」
アンコ「話が先に進まないからよッ! いい? 今これを読んで下さっているお客さんの為にも、現在の状況を分かりやすくおさらいしときましょう。ある日突然、東京は原因不明の『太陽が昇らない天候』に支配されてしまった。毎日毎日雨続き、服は濡れるし、お気に入りの靴は泥で汚れるし。髪は直しても直しても乱れ放題だし。女の子にとってこれほどムカツク状況はないのよ!」
小蒔「……雨続きで困る事ってもっと他にあるような気がする……」
美里「そうね。例えば龍麻と憧れの遊園地デートができないわ」
一同「…………」
アンコ「と、と〜にかくッ! この天候には何らかの原因があると見ていいわねッ! 自然の摂理を曲げている『何か』がこの東京にはあるって事よ。それを私たちが解明しようっていうんじゃない!」
醍醐「ふむ…。しかし、一体何が…。やはり柳生の仕業だろうか」
京一「だろーよ。だから俺らがアイツの居場所を突き止めて、さっさと倒しちまえばいいわけだ。な、ひーちゃん?」
龍麻「え…っ?」(はっとしたように顔を上げる龍麻)
京一「……おいおい、ひーちゃん。今の俺らの話、聞いていたか?」
龍麻「う、うん…ごめん」
京一「ったく〜。どうしたんだよ、ひーちゃん? ホント、何か変だぜ?」
アンコ「無理もないわよ。責任感の強い龍麻クンだもの。この状況を思い悩んでいるのよね、きっと」
龍麻「え? い、いやあ…その…」(もごもごと何かを言いたそうにしている龍麻)
小蒔「ねえねえ、ところでこの話はラーメン食べてからにしない? ボク、いい加減お腹減ったんだけど」
京一「フン、ったく、場所と状況をわきまえない奴だぜ」
小蒔「むっ」
京一「だってそうだろが。俺らがこんな真剣に話してんのによ。全く違う事考えてるなんて不謹慎にも程があるぜッ」
龍麻「ぎくっ……」
京一「こんな事だから、最近の人気を外法帖の方に取られちまってンじゃねェかあ?」
一同「しーん」
京一「な、何だよ…っ?」
アンコ「いや何か…アンタ、痛いとこを平気で突くわねって思って」
京一「ヘッ、まあ俺には関係ない話だがな」
裏密「そんな余裕な態度でいても〜京一君は外法のヒーロー主権争いを気にしてる〜」
京一「!!!」
小蒔「あ、それボクも知ってる。京一のご先祖、今回九角クンのご先祖様に人気を奪われちゃってるんだよね」
京一「は、はんっ! そんな事俺の知った事かよ! くっだらねえ、先祖の事なんざ―」
醍醐「京一、お前、思い切り動揺しているぞ」
京一「だ、醍醐! テメエまで突っ込み入れンじゃねえよっ!」
龍麻「はあ……」
美里「! どうしたの、龍麻?」
龍麻「あっ! い、いや、何でもない、何でも!!」
小蒔「え〜? でもひーちゃん、何か……」

京一「……ああ。何かひーちゃん、マジで変だぜ」
龍麻「へ、変じゃないよ? 俺はいつもと同じだよっ(焦)」
小蒔「でも…さっきからひーちゃん、そわそわしたりため息ついたり…。何かすごく暗いし」
龍麻「そ、そんな事……」
裏密「ひーちゃんの〜」
京一「うわっ! だ、だからお前はいきなり喋るなっての!!」
アンコ「黙ってなさい、アンタは! どうしたの、ミサちゃん? まさか龍麻君のこの不調の原因を知っているとか?」
裏密「知ってるよ〜」
美里「本当、ミサちゃん?」(にじりより)
龍麻「う、裏密さん…?」
裏密「ひ〜ちゃんの〜考えている事は〜こういう事〜」
龍麻「!! ま、まさか…!! 裏密さん、ストップ!!」

裏密「ひーちゃんはね〜『あ〜早く家に帰って外法帖やりたいな〜』って思ってるの〜」

一同「しーん」
龍麻「っっ!! ななな何を言ってるんだよ、裏密さん(大焦)!!」
京一「……ひーちゃん、それってマジか?」
龍麻「え、え、えーとえーと……」(しどろもどろ)
小蒔「そうなの、ひーちゃん!? ひどいよー。ボクたち、今こんなに真剣に東京の災厄について話し合ってるのにさあ」←どこが
龍麻「……………」
美里「だから最近の龍麻は学校が終わるとすぐに帰ってしまっていたのね」
龍麻「だ、だって…すごく面白いからさ、あれ……」(ぽつり)
京一「おい、ひーちゃん! お前、その中で誰を気に入ってるんだよ? まさかお前まであの村長を…!!」
龍麻「そ、村長って……天戒さんの事…?」
京一「天戒さん〜!? そんな呼び方はやめろ! 今すぐやめろ! 何だよ、あんな奴…!」
小蒔「やっぱり京一、九角クンのご先祖様の事を気にしてたんだ」
アンコ「そりゃそうでしょ」
京一「!! ち、違う! 俺が気になるのはひーちゃんの評価だけだ! 他の奴らが誰にどう入れ込もうがどうでもいいが、ひーちゃんは…!」
美里「どうだか」
京一「あ、あのなあっ…! まあいいっ、ひーちゃん! マジでひーちゃんは誰がいいんだ、あの中では!?」
裏密「要するに〜」
京一「おわっ!」
醍醐「…すまないな、裏密。話を先に進めてもらって」
裏密「ぐだぐだな展開は〜いけません〜」
アンコ「そ、それで? この天候の謎もミサちゃんは知っているの? 一体どうしたらこの東京の暗雲は払われるわけ?」

裏密「
失くした物を取り戻すの〜」

醍醐「失くした物?」

裏密「そう〜。この東京の暗雲の原因〜。それは〜剣風帖組が外法帖組に〜かなりの人気を奪われてしまった事が〜挙げられる〜」
京一「な、何だそりゃあ!!」
美里「…………」
裏密「剣風帖の〜影が薄くなる度に〜。現代の東京はどんよりと天気が悪くなっていくの〜。このままじゃあ〜そのうち東京ごと消えてしまうかもしれない〜」
小蒔「そ、そんな! ボクたちも消えちゃうって事!?」
裏密「実際〜ここの管理人も〜そのうち『外法帖ONLYサイト』に〜するかもよ〜?」
京一「ななな何だとぉ〜!?」
小蒔「ぶるぶるぶる……」
醍醐「……俺などまだ部屋も開設してもらっていないというのに…」
美里「うふふふふふふ………」←怒り絶頂
アンコ「たたた大変よ…! 大変すぎるわ、そんな事になったら! 龍麻君! 貴方、外法で遊んでる場合じゃないわよ!」
龍麻「え…っ。い、いやあ…俺はその方が何か嬉しかったりして?」
一同「じろーり」
龍麻「うっ」
裏密「それが〜つまり災厄の原因〜」
京一「それ?」
裏密「この雨続きにしてしまっている〜剣風人気が下がったそもそもの原因は〜ひーちゃんの〜『剣風を愛する心』が〜失くなっちゃったから〜」
一同「!!!!!」
美里「そ、それは……」
裏密「ひーちゃんの〜度重なる外法帖プレイは〜知らない間にひーちゃんの心から〜剣風帖を愛する心を奪ってしまった〜。この心を見つけ出さない限り〜そして剣風帖人気を取り戻さない限り〜この雨は降り続けるでしょう〜」
一同「しーん」
龍麻「ねえ…もうそろそろ帰ってもいい?」←外法帖やりたい病発動
美里「……! た、龍麻…!」
京一「ひーちゃん、何言ってんだよ! この天気はひーちゃんのその冷め切った心が原因だって言われてんだぞ! ちょっとは否定しろっての!」
龍麻「でもどうせそんなのここのサイトだけの話じゃん。俺をそういう風に育てたのはここの管理人だもん。あいつに見放されれば俺も晴れて総受けサイトから解放されるし!」
京一「………(呆)」
龍麻「他所様の剣風は絶好調みたいだから! 俺はいいじゃん! 俺も外法帖やりたいし!」
小蒔「わーん!! ひーちゃんがおかしくなっちゃったあ!!」(びー!!←号泣)
京一「裏密! どうしたらいいんだ! どうしたらひーちゃんは外法帖を忘れて、俺だけを好きなひーちゃんに戻ってくれるんだ!?」(さり気ないアピール)
裏密「ひーちゃんの『剣風帖を愛する心』を〜探しに行くの〜」
醍醐「何処へだ?」
裏密「……………」
京一「おい! 何、勿体ぶってんだ!? 何処へ行けばいいんだ!?」

裏密「外法帖の世界へ〜」

一同「!??」
アンコ「ちょ、ちょっとミサちゃん…?」
小蒔「それってどういう事!? ボクたちが江戸時代まで行くの? 行けるの?」
美里「もうめちゃくちゃね…」
京一「何だって構うか! とにかくそっちの世界にひーちゃんが置き忘れた『心』を取り戻しに行けばいいんだな! 簡単じゃねえか!」
醍醐「うむ…。し、しかし……」
裏密「定員は〜ひーちゃんの他に、1名のみ〜
一同「!?」
裏密「みんなで〜タイムトリップはできない〜。ミサちゃんと管理人さんの力にも限度があるの〜(単に書くのが大変)。だから〜」
京一「当然、行くのは俺だな!」
小蒔「ヤダ! ボク、ひーちゃんと一緒に行きたい!!」
アンコ「ちょっと待って! 今回ばかりはアタシに行かせて! こんな美味しい経験、一生できるもんじゃないわ!」
美里「みんな、黙ってくれるかしら」(キラン!)
醍醐「ちょっと待て、落ち着けみんな!」
龍麻「ねえ…俺、もう帰りたいんだけど…」←かなり重症
裏密「ふふふ〜みんな、そう言うと思った〜」
美里「! ま、まさか……」
小蒔「また…やるの?」
醍醐「人気…投票…か?」
京一「な、何だとぉ〜!!!」
龍麻「はあ〜早く霊場潜りしたいよお…」(ため息)






そんなこんなで、長い前置きすみません(汗)。
今回の毎日企画は以上の通り、
「みんな!外法帖もいいけど、剣風キャラもおいしいよ!」
―をテーマに、再び復活・人気投票です。
龍麻と一緒に外法世界へタイムトリップし、
龍麻の「剣風を愛する心」を探す旅を一緒にするお相手は誰が1番ふさわしいか、
是非選んでやって下さい。
このお話は龍麻自身が自分と一緒に行く相手を選ぶという設定なので、
これから日々剣風キャラが自分を売り込みにやって来ます。
以前にやった「1日デート」と同じような要領ですね。
なので、その様子を見て良かったキャラに入れて下さっても、
また元からのご自分の贔屓キャラに投票して下さっても構いません。


ただし今回も御1人様1日1票を必ず守って下さいますよう、お願い致します。


また、前回のように同率首位は有り得ません。
勝負が決まるまで投票は続けます。


また、今回は外法帖キャラの人気投票も同時に行います。
こちらの1番人気には今回のお話でおいしい役が割り当てられると思います(いらん特典)。
外法キャラは剣風キャラ投票とは別に投票して下さって構わないです。
でもこっちも1日1票で宜しくです。
1人で1日に何人にも投票したらとんでもない事になると思うので…。



それでは―。
投票所へGO!



龍麻「ええ〜何かめんどくさい〜。俺、ゲームしてたいのに〜」
……病気なので嫌わないでやって下さい。

(…って、この企画は既に終了しております。こんな感じの前フリでした)








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