■本日の立候補者1:佐久間猪三■
おいいいか、テメエら! よく聞け!
俺の名前は佐久間だ。佐久間猪三。
舎弟どもは俺の事を尊敬の念を込めて「佐久間サン」と呼ぶ。だからお前らも呼びたかったらそう呼んで構わないぜ。
だがな、おい、いいか聞いてやがるのかッ!?(←意味もなく怒鳴る。それが不良だ…)
あン!? 何だ文句あんのかこのヤロウッ【怒】!!
………まァいい。とにかく今はこの俺様の話を聞け。
今回このふざけたサイトが2周年を迎えるにあたって、またふざけた企画を立ち上げやがった。
それは事もあろうに、お前らの投票で龍麻をモノにする相手を誰にするか選ぶというナメた企画だ…ッ。
毎度毎度ここには苦渋を味合わされてきたが、これには温和な俺ももう我慢できねえっ!
いいか、テメエら! 龍麻に1番ふさわしい相手はこの俺様だッ!
俺のように腕っぷしに自信のある頼りがいのある男こそ、あいつには…龍麻の奴には必要なんだよ!
あいつの周りにいる連中なんざ、いいようにあいつを甘やかしているだけだぜっ。
どいつもこいつもヘみてェな言葉であいつの機嫌を取ってよ、そんなもんが本当にあいつの為になると思ってんのか?
あいつには多少冷たくする中であいつの強さってやつを…本当の《力》ってやつを引き出してやるのが1番じゃねえのか?
俺はそれがあいつ自身を護る事につながると思ってる!
だから俺は敢えて悪者の役を買って出たんだ。分かるか? あ? お?
いいかッ、ここがポイントだ! よっく覚えておきやがれ!!
俺は「龍麻の為に」敢えて憎まれ役を買って出てやったんだッ!
それが分からずに蓬莱寺だの壬生だの如月だのに投票する奴を俺は許さねえっ!
早い話、俺以外の奴に投票する奴を俺は断じて許さねえからな【殺気】!
血を見たくなかったら…いいか、俺に投票しろよ?
龍麻にふさわしい相手はこの俺しかいねえんだからな!

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「モニター室にて」
アンコ「どうですか、外法ひーちゃんさん。1番手の彼。意外な奴が貴重な1日目をジャックしてしまいましたが?」
龍斗「ふーん、あいつ龍麻の為に悪者を買って出たの? いい人なんだね」
アンコ「……いや、あの。そんなそのまま取られても…ねえ」
龍斗「でも」
アンコ「え?」
龍斗「龍麻にはふさわしくないかも」
アンコ「へ…そりゃまた何で…」
龍斗「顔が」(しれっ)
アンコ「…………(汗)」