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■本日の立候補者:黒崎隼人■
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おっ、ここだな! ひーちゃんに愛のメッセージを贈れる場所ってのは! あーごほん…。俺の名前は黒崎隼人…そしてまたの名を…! ひーちゃんを護り、練馬の平和を護る! 熱きヒーローコスモブラック!! ……ふ、決まったな。 いやあ、最近全然出番ないんでホント寂しかったぜ。 俺にひーちゃんの事語らせたら心底熱いぜ〜! ホント、今日は何から話したもんかな。 うーん、ま、思い浮かんだ事から適当に喋るな。 ひーちゃんはさ。とりあえず、すっごくフツーの高校生だな。俺はそう思うぜ。 そりゃ、学校の成績は俺なんかよりずっといいみたいだけど。あ、体育なら負けないぜ、俺! ふ…ひーちゃんって戦闘は凄くても、球技とか器械体操なんかは案外苦手みたいでさ。他にも結構苦手科目、多いんだよな。 だから試験で苦労してないって顔。あれはひーちゃんの影の努力によるものだ。 そういうところは他の奴らにないひーちゃんの生真面目さっていうか、すごく真っ直ぐな、俺の好きなところでもあるけど。 けど、だからってそんなひーちゃんは決して特別な高校生ってわけじゃない。そういう奴はクラスにだって1人や2人いるだろ? でも俺は、そんなフツーっぽさこそが、ひーちゃんが世界のヒーロー足りえる所以だと思うんだ。 それこそがひーちゃんの凄さだって…俺は感じてる! うん…だからある意味、俺はやっぱりそんなひーちゃんの事をすげー尊敬しているのかもな! だけど、だからこそ…俺はひーちゃんにだけ大変な事を任せたくない。 俺もいつも隣にいて、ひーちゃんを護ってやりたいな。はは…出番は少ないんだけどさ。 つまり…ひーちゃんの笑顔は、この俺が護るぜ! あ、これは同じヒーローとしてとか、俺自身の正義感からとか…勿論、そんな事じゃないぜ。 俺はひーちゃんを愛してるんだ。友情っていう感情よりももっともっと熱い意味でさ! それを俺は悪い事だって思わない。ひーちゃんへの愛が俺を強くしてるんだからな! だから俺、コスモブラックは…これからも自分の信じる道を突き進むぜ! |
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「モニター室にて」 | |
雪乃「…ったく、あいつはいつも飛ばし過ぎなんだよなー…」 龍斗「ねえねえ、あれ外して欲しい」 雪乃「ん? 何、メガネか? 外させてどうするんだよ?」 龍斗「別にどうもしないけど。カッコいいから素顔を見たい」 雪乃「か、かっこいいって……思うのか(汗)? あのヒーローおたくを?」 龍斗「カッコ悪いの?」 雪乃「い、いや…まあその、仲間だし…な。そこまでボロくそ言う気はないけどよ。あいつらのテンションったら、ホントいっつも凄いんだぜ? ひーちゃんは見た事ないからそんな事が言えるんだよ」 龍斗「熱い男は好き。龍麻のハートも熱き炎で焼き尽くせ!」 雪乃「…お、おい? た、龍斗が黒崎の熱に当てられてる…(汗)」 |