【15】
■本日の立候補者:鬼道衆(剣風帖)■
雷角「よっし、皆の者! 準備は良いか!?」
一同「おー!!」
雷角「現在3位以内に入れるかどうかも危うい我らが御屋形様の為! 今日はめいっぱい九主布教をするぞー!」
風角「いよっしゃー! 任せとけーッ!」
岩角「九主は最高だどー! ひーちゃん様のお相手はおでたちの御屋形様以外考えられないんだどー!」
炎角「ザッツライッ! その通りッ、イエ!」
水角「孤高の美形剣士と、そんな彼に心を奪われる可愛らしいひーちゃん様…! 萌えー!!」
風角「激萌えー!!」
雷角「やっぱし時代は敵同士の恋よのう…(しみじみ)」
岩角「御屋形様は恥ずかしがり屋だから、ひーちゃん様に迫られても最初は素っ気無いんだどー」
水角「そこがまたそそられるポイントなんだぞえー!!」
風角「萌え萌えー!!」
炎角「でもあくまでも迫るのは御屋形様なんだぜイエ! ひーちゃん様は今イチ勇気がなくてアタックできない! シャウッ!」
雷角「しかーっし! いざって時になると我らが御屋形様はっ!?」(握り拳)
風角「ぐいっとひーちゃん様を捕まえ引き寄せて!」
水角「ぎゅっとひーちゃん様を抱きしめて!」
炎角「『龍麻…お前は俺の傍にいろ』。…ビシッと決めるゼ!」(台詞のところは異様に声が低くなる炎角)←物真似得意
雷角「そして〜最後はッ!? 岩角、出番じゃ!」
岩角「御屋形様はひーちゃん様に熱烈なちゅ〜っを、するんだどー!!」
風角「やったー!!」
一同「ばんざーい【愛】!!」
雷角「うおっ!? なな何ともう時間切れかっ。…しかし、さあこれを聞いて賛同した者たちよ! 早速我らが御屋形様に清き1票を投じるが良い! 我らが九主魂に共鳴せよ!」(びしいっ)

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「モニター室にて」
桃香「あ、ここここ! さとみちゃん、早くー!」
青葉「きゃーやっと着いた! あ、でもやっぱり龍斗様はいないのね。企画実行委員の遠野さんが探しに出てったってホントだったんだ」
桃香「うん。それでまた急遽代役を頼まれたってワケ。でも…ふふ、さとみちゃん!」
青葉「え…? あ、うふ…分かってるわよ、桃香ちゃん!」
桃香「あたし達がモニター室でのコメント係に選ばれたって事は!?」
青葉「今日のゲストが憧れの鬼道衆さんたちって事は…!?」
桃香「あの方の登場…もうすぐじゃないっ!?」
青葉「絶対もうすぐよー! もうすぐに決まってる! あーん、私たちの時に来て欲しいー!!」
桃香「絶対来て欲しいー!! でも本当にお会いできたら2人でめいっぱい叫ぼうねッ!!」