【26】 | |
■本日の立候補者:犬神杜人■
|
|
犬神「……おい、緋勇。いい加減起きろ」 龍麻「んあ…? あ、あれ〜? ここ何処…?」 犬神「監禁されて呑気に昼寝とは…そんなだからここで良いように使われるんじゃないか?」 龍麻「え…。あ…そういえば、俺ここに閉じ込められてたんだった…」(ボーゼン) 犬神「まったく…。ほら、これでよだれでも拭け」 龍麻「あ、す、すみません…。でも…あれ〜? 龍斗もいつの間にかいなくなってるし…」 犬神「…………」 龍麻「え…あれあれ? そ、それで先生はここに何しに来たんですか」 犬神「さあな」 龍麻「さ、さあなって…。ま、まさか先生まで連中と一緒になって…!」 犬神「バカな想像はよせ。俺は強引に連れて来られただけだ」(むすっ) 龍麻「あ、やっぱり…。で、でもおかしいなあ。剣風のキャラはね、みんな1人の演説室に入れられるんですよ。何で先生はこっちに呼ばれたのかな」 犬神「………知らんな」 龍麻「まあ…いいや。あ、先生、コーヒー淹れようかっ。ここ、食べ物だけは不自由しないから」 犬神「そのようだな。しかしお前、一体いつまでここに閉じ込められている気だ」 龍麻「そ、そんなの分かりません…。怖いんであんまり深く考えないようにしてるんですけど…」 犬神「ふう…。全くおひとよしだな」 龍麻「う…な、何ですかそれ〜。で、でも逆らっても無駄だって事は長年の経験で分かってるから…」 犬神「フ…長年の経験ねえ…」 龍麻「あ、そのバカにしたような笑い! そういう態度してるとにっがいコーヒーにしちゃいますよ?」 犬神「……あァ、いいさ。お前が淹れたものなら喜んで飲もう」 龍麻「え…ッ(焦)!? そ…な、何でそんな顔してそんな台詞言っちゃうかな、もう…ッ!」 |
|
■■■■■■■ ■■■■■■ ■■■■■■■ ■■■■■■ ■■■■■■■ ■■■■■■ ■■■■■■■
|
|
「モニター室にて」 | |
マリィ「男性教師と男子生徒の恋だネ、龍斗オ兄チャンッ!!」 龍斗「教師? …へえ、あれが人に物を教える柄かねえ…」 マリィ「え、何、ドウシタノ?」 龍斗「ん? んーん。教師と生徒の関係って萌えだね〜」 マリィ「ウン! 萌え萌え! 先生にはネ、葵オ姉チャンも警戒してるっテ。シチュエーションおいしいし、あの位置付けはズルイらしいヨ」 龍斗「……(笑)。龍麻も懐いているようだもんね」 マリィ「…ねえ、オ兄チャン。やっぱり年上の男の人って魅力的? そっちに惹かれちゃうモノ?」 龍斗「プリティガール。年より中身だよ。大丈夫、君は龍麻より大人だから」 マリィ「ホントホント!? わあい、ありがとう! 龍斗オ兄チャン、大好きー!」 |