【3】
■本日の立候補者:桜井小蒔■
皆さん、こんにちは! 桜井小蒔です!
えへへ…何かみんな最初の方に来るのは緊張するって。だからボクが来ちゃいましたッ!
ここでは普段ひーちゃんについて想っている事なんかを喋っていいんだよね?
うーん。ボク、普段から思っている事って何だかうまく言えないから、ここで話せたら嬉しいな。
あ! 今、『そんな事ないだろ』ってたくさんのツッコミが聞こえてきたような気がしたけど!
確かにボクはみんなからしょっちゅう『竹を割ったような』性格、とか。
思った事ズバズバ言えちゃうよね、とか言われるよ。
京一のバカなんか、いっつもボクの事を男って言ってからかうし。むっかつく奴!
でも、でもさ! 確かにボクはおしとやかとか物静かとか、そんなじゃないかもしれないけど。
ボク、これでもひーちゃんの事に関してはすっごく控えめなんだよ!
ホントはさ…ホントは…ちょっと、これ、ここだけの話だよ?
ボク、ひーちゃん見てると、いっつも『ぎゅうぅ〜ッ!!』……って! もう力いっぱい!
締め付けたくなっちゃうんだよねっ。(握りこぶし!)
……あ、抱きしめたいって言った方が良かったかな(汗)。締め付けじゃ醍醐クンだよね。
でもさ本当…ひーちゃんってさ…カッコいいし強いけど、反面すごく可愛いじゃない。護ってあげたくなるよ。
だからひーちゃんが京一とか他の男子達に愛されてるのも分かる。…ひーちゃんの貞操がいつも心配だけど(泣)。
けどさ。それってひーちゃんが強いとか黄龍の器だからとかそんなの勿論全然関係なくって。
ひーちゃんがみんなから愛されてるのは、ひーちゃんがひーちゃんだからなんだよねッ。
だからボクもみんなと同様、そんなひーちゃんが大好きなんだ!
でも、ひーちゃんいっつもみんなに囲まれてるでしょ。あ、そりゃボクも囲んでる奴の1人なんだけど…。
やっぱり、心の中じゃひーちゃんを独り占めしたいって思う時あるよ。…ははっ! そんなの無理なんだけどね!
でも…あーあ、今度後ろからぎゅーってやっちゃおうかな? でもやっぱこれって…セクハラかなあ。

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「モニター室にて」
アンコ「さてさて、3番手は真神レギュラーの小蒔ちゃんでした。ゲストの外法ひーちゃんさん、コメント宜しく!」
龍斗「セクハラって何?」
アンコ「え? えーとですね、それは…まあ早い話、小蒔ちゃんは龍麻君にイカガワシイ行為がしたいって事です!」
龍斗「イカガワシイ行為?」
アンコ「あれ、ピンと来ない? ……えへ。あたし、ひーちゃんさんにやってみてあげましょうか?」
龍斗「うん、やってみて」
アンコ「え、えええええ!? ホ、ホントにホントにやっていいのッ!? 本気にしますよ!?」(ハアハア…)
龍斗「……その顔見て理解できた。龍麻カワイソウ」
アンコ「……あ、やっぱり【惜】」