B.「さわさわしまくる」場合。 |
「や…っ!? な、何す…京一っ!?」 「しー…っ。ひーちゃん、声出すなよ…周りに迷惑だろ?」 「だ、だって…わ…っ!」 龍麻が声をあげるのも無理はありません。 怯える龍麻が可愛くて可愛くてどうしようもなくなった京一は。 不意に湧きあがった悪戯心を止める事ができず、龍麻の股間に手を伸ばし始めたのです! 「ちょ…きょ、何処触っ…」 「ひーちゃんが怖い事考えないように…さ」 「ば…そ、そんな…あっ」 ズボンの上からとはいえ、京一の大きな掌で太腿を撫でられ、それが中央にまで忍び寄った時。 さすがの龍麻も声をあげずにはいられませんでした。 びくりと身体を震わせ、京一から逃げようとしますが、既に片手で身体を抱えられるようにして雁字搦めにされてしまっています。 そうこうしている間にも京一のもう片方の手は龍麻のものを刺激してきて…。 「や…きょぉ…だ、駄目…だっ…て…」 「や…べー…。俺、も…すげえ興奮してきた…!」 「きょ、京一……お願……」 龍麻は殆ど涙目状態です。 それでも段々と京一に自らを預けるようにし、身体をもたげかけてきます。 それで京一の熱も段々と上昇していき…! 遂に龍麻のズボンのジッパーを下げると、京一はその中へと手を差しこみ、直接龍麻のモノに愛撫を加え始めました。 「あっ、ふ、ぁ、あッ……!」 唇を噛みしめて声を押し殺していた龍麻も、大きくなる欲望を止める事ができません。 縋るように助けを求めるように潤んだ瞳を京一に向けます。 「や…どうし…京一ぃ…っ」 「……可愛いひーちゃん…っ。いいから、出しちまえ」 「―ッ!」 「龍麻…ッ」 ……いくらナイトシアターだからってやばすぎます、この2人……。 映画が終わる前に脱兎の如く劇場を後にした京一と龍麻。 そしてこの後欲望がピークに達した京一に龍麻が食われるのは間違いのない事なのでした。 京一、日本一の幸せ者。 【HAPPY END10】 |
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