03.10.テーマ「ご主人様と召使」
【京主】
「ひーちゃん、頼みがある」
「い・や・だ」
「何でだよ!ちょっとこのメイド服着てみてくれって言おうとしただけだぜ!」
「んなもんどっから持ってきたーッ【殴】!」
「痛ッ!痛ェなあ〜!なあ…じゃあさ、ご主人様はひーちゃんがやっていいから」
「は?それどういう事だよ…?」
「この服はひーちゃんが着てくれ。けど、下僕役は俺がやる」
「京一…お前は一体何の遊びがしたいんだ(汗)?どこの世界にメイド服来た主人がいるんだよ」
「じゃーやっぱしひーちゃんがやってくれよー。爪切ったりとか耳掻きとか。してくれ」
「……そんなのいつもやってやってるだろ。もう……ほら、手出せ!」
【壬生主】
「壬生って本当、俺に何でもやってくれるよなー…」
「え?別にそんな事ないと思うけど(笑)?」
「そんな事あるよ。食べる物も着る物も用意してくれるし。忘れ物したら届けてくれるし」
「……迷惑?」
「ち、違うよっ。その……何かさ、でも何か…俺偉そうかなって」
「龍麻」
「この間も皆に言われたんだ。俺って壬生のご主人様みたいだって。俺はお前と対等でいたいのに」
「くだらない」
「え…?な、何で……ちょ、壬生…手…ッ」
「いいじゃない、主人と召使でも。僕は龍麻に尽くしたくて仕方がない。それだけ」
【如主】
「翡翠。何でお前の店にはこんなアヤシイ服があるんだ?」
「買う人間がいるからだよ。割と大金をはたいてくるよ。自分の使用人に着せるそうだ」
「げー…何かナマナマしいな…。だって…これってちょっと…」
「龍麻、君はそういうのに興味ないのかい」
「あっ!あるわけないだろッ!俺はメイドさんプレイなんかしない!」
「ふ……君が着たらさぞ似合うだろうと思うけどね」
「お、俺!?俺が着る方!?何だよそれ!幾らなんでもそれは酷すぎるぞ翡翠!」
「どうして。僕は事実を言っただけだよ。似合うものは似合う」
「う、嬉しくないっ。あ、何だよ、そんな笑って!さてはまたからかったな(赤面)!」
「違うよ、そんなんじゃない(苦笑)。でも…君を見ていると本当に飽きないな」
【劉主】
「ぎゃああ〜!あ、アニキ、何やその格好は〜!?」
「文化祭の出し物でメイド役になった」(ぶすー)
「………そらまた…クラスの皆さんも欲望に正直やな……」
「何?何ぶつくさ言ってんだよ。それよりちょっと演技の練習につきあえよ」
「え、演技!?それってもしかして…わいにご主人の役やらせてくれんの?」
「そうだよ。はい、始めるからこれ、台本持って。『ご主人様、お呼びでございますか』」
「………はっ!え、演技演技ッ(焦)!『うむ、我に跪け。そして奉仕しろ』……は?」
「……おい劉。お前ふざけんなよ【怒】。そんな事書いてあるわけないだろ?」
「か、書いてあるて(汗)!『ふっふっふ、ほれもっと舌を動かさんか』と…か…(涙)」
「なッ…(赤面)!?はっ、そういえば今日美里が脚本書き換えたって…!」
【村主】
「村雨、疲れた。腹減った。何か奢って」
「ったく、久々に会ったと思ったら、アンタはそんな事しか言えねえのかい?」
「他に何言う事があるんだよ」
「俺に会えて嬉しいとかよ。そんな些細な一言でも、俺みたいな小市民は泣いて喜ぶんだぜ?」
「え〜…。でも、そんな事わざわざ言うのは恥ずかしいよ…っ」
「ふっ、分かった分かった。それじゃあ、食事にでもいきますか、お姫様?」
「なっ、何だよその言い方(焦)!こ、こら腰に手、回すなって!」
「温室育ちのお姫様にはそれ相応のエスコートってのが必要だろう?」
「い、いらないってば、そんなん!大体俺はお姫様なんかじゃない!」
「じゃあご主人様かい?まあンなもんはどっちでもいいさ。俺があんたに従う事に変わりはないからな」
【犬主】
「先生。俺、先生の言う事だったら何でも聞く」
「いきなり来て、何を言い出すんだお前は?」
「本当だよ?先生がやれって言う事なら何だってやる。死ねって言われたら死ぬし」
「……緋勇。俺は今日あまり機嫌が良い方じゃないんだ」
「煩いなっ!いいから聞いてよ!」
「だから何が言いたいんだ」
「何が…?そう、それが問題なんだ…。でも俺はこれだけは…俺、先生の傍にいたいんだ…」
「…………だから従う、か?」
「そうだよ。だから…俺をここに置いて下さい」
「お前はそれで俺が出て行けという命令をするとは考えないんだな。まったく…」
【九角主】
「お帰りなさいませ、ご主人様♪」
「………今日は一体何の真似だ」
「メイドさんごっこ。今日はさ、風角さんの誕生日らしくて」
「お前、この間も雷角の誕生日とか言って違う格好させられてなかったか?」
「ああ、チャイナドレスな。まったくもう開き直りだよ。皆どうしても俺に女装させたいらしくてさ」
「それを素直に着てやるお前もお前だ」
「だって皆涙を流して土下座とかすんだもん。可哀想になっちゃって」
「……アホだな。最早殺しに行く気力もねえよ」
「皆、本当ご主人思いだよ。天童が喜ぶ為なら自分たちはどんな変態の汚名を被ってもいいって」
「おいちょっと待て、何だそれは…!?あ、あのバカ野郎共〜【怒】!!」
【美里主】
「美里。あの文化祭の芝居…脚本勝手に替えるなよ(汗)」
「あら何のことかしら、龍麻」
「大体キャスティングだっておかしいよな。何で美里が伯爵で俺がメイドなわけ?」
「うふふ…ふてくされる龍麻ってとても可愛いわね」
「も、もう真面目に聞けって!とにかく。あんな規制かかるような内容はNG!」
「残念だわ…。でも実はもう代案はできてるのよ」
「え、本当。でもまたいやらしい内容じゃないよね?」
「まあ…龍麻、私がそんなイカガワシイものを一度でも書いた事がある?」
「あのねえ(汗)。じゃあ台本貸して。とりあえず劉と練習してみて…って!み、美里何す―!?」
「うふふ…練習相手は不要よ龍麻…。実践で経験を積めば素でできる役どころだから…v」
【雑多主】
佐久間「龍麻、こっちへ来い」
龍麻「はい、ご主人様…」
佐久間「さっさとしろ!そして俺の前で服を脱げ!」
龍麻「えっ…。そ、そんな…そんな事は…」
佐久間「俺の言う事がきけねーのか(バシーン)!オラ、さっさと脱げ!」
龍麻「……っ。は、はい……」
佐久間「ふっ、よおし。次は俺の服を脱がせろ。ほれ、前へ屈め!ノロノロすんな!」
龍麻「あっ!」
佐久間「おいおい、いきなり股間に顔突っ込むか?へっへ、お前も好きものだな…」
龍麻「あ、ああ…ご主人様、お許し下さい…ッ」
佐久間「何行ってる、宴はこれからだぜ。じゅるり…へへ…へへへへへ…!ほれほれ…!」
龍麻「あ…あ、アアッ…!」
佐久間「うおおぉ…!すげえ、すげえ展開だ…!これは本当の事なのかー!?」
魔人キャラ一同「んなわけねーだろッ【激怒】!!」
ズガッ、バキッ、ドカーン!!
佐久間「……ッ!ガッフ……!」(吐血)
雪乃「こらー!こんな夢見させんじゃねー【怒】!!」
雛乃「想像するだけで龍麻様が穢れます。こうなったら奴を二度と立ち上がれないように…!」