03.5.テーマ「痴漢」


【京主】

「ぎゃあ! きょきょきょ京一〜!!!!!」
「すっげえ奇声だったな、今…」
「何冷静に言ってんだ! お前、今さり気なくどこ触った〜【怒】!!!」
「どこって。ひーちゃんの尻。ちょこっと」
「ちょこっとじゃないっ。人が折角お前の為に飯作ってやってんのに、そういう事するか!」
「そういうシチュエーションだから触りたくなんだろー? いいじゃねえか、減るもんじゃなし」
「バカ! 俺の精神が消耗すんだよ!」
「何だよ、ひーちゃんはそんなに俺に触られるのが嫌なのかよ?」
「あ、お前! そうやっていじけて見せて、俺がそれで折れるとでも…って、わ…っ!?」
「分かった分かった。んじゃ堂々と、ひーちゃんが気づいてるとこで触ってやるよ。そんならいいだろ」


【壬生主】

「龍麻…眠ってるの……?」
「ん…うぅん…?」

「………疲れてたんだね」
「………すうzzz」
「少しなら…いいよね………」
「ん…? んッ…! んぅ、ふ…っ…」
「龍麻……」
「あ…? 壬生…な…に…?」
「……どうもしないよ。ごめん、起こしたね。もう傍にいるのはやめるから、もう一度眠りなよ」
「………嘘、つき…。今…勝手にしたくせに………」


【如主】

「……翡翠、どうしたの?」
「どうしたって…何がだい……?」
「え…だ、だってさ、さっきからずっと俺の事を見ているじゃないか」
「ん…? そうだったかな…。すまない、意識はしていなかったんだが」
「………あ。ほら、また見てる」
「……龍麻は、嫌かい」
「い、嫌っていうか…っ(焦)。な、何かさ、そんな見られると落ち着かないって言うか……」
「………本当は触って直に確かめてみたいという願望もあるんだが」
「なっ…!? な、なな何なんだよ、それは…っ?」
「そのままの意味だよ。だが君が嫌だと言うなら近づかないさ。見つめるな、まで言われるのは堪らないけどね」


【劉主】

「劉。お前、いつまでそうやって土下座しているつもりだ?」(ため息)
「アニキが許してくれるまで」
「あのなあ…。何かお前のその情けない姿見てたら怒る気失せてきた。もう怒ってないよ」
「ほんまッ!? ほんまのほんまにわいの事もう怒ってないー!?」
「……そうやってさり気なく俺の手を握って迫るな」
「はっ!!! わ、わいアニキ見てると無意識にこの手が動いて…っ。だからさっきのも悪気はないんやー(焦)!!」
「悪気があって人前であんなに触られまくったらたまんねーっての!」
「……うう。何でかな? わい…アニキが嫌がっても、ほんまはずーっとアニキに触ってたい」
「さ、触ってたいって…(焦)。いつも一緒にいるじゃないか。それじゃ足りないのか?」
「うん、足りん。もっともーっと! アニキとくっついてたい。わい、アニキの事大好きなんやもん」


【犬主】

「ん…どうした緋勇。保健室なんかに何の用だ」
「先生こそ。あのー、俺は友達が怪我したんで薬を貰おうと思って…」
「……また潜ったのか」
「な、何の事ですか」
「とぼけても無駄だ。まぁいいだろ…。ほら、持っていけ」
「あ、ありがとうございま…あ…? せ、先生…?」
「何だ」
「な、何だって…(焦)。その、手を…は、放して下さ…あッ!?」
「……放したらまたお前は好き勝手に飛んで…今度傷つくのはお前かもしれないんだろう?」
「そ…んな、事…! あ…! ちょ、せんせ…や…あぁ…ッ! さ、触…!」


【九角主】

「ててて天童ーッ(涙)!!!!!」
「……何だよ、やかましいな。またお前は…って、龍麻! お前、何て格好だ!?」
「わーん、風呂覗かれたー!!」
「い、いいから何か着ろ(焦)! 覗かれたって、ここは俺の屋敷…!」(はっとして黙り込む)
「気持ち悪ィ〜(涙)。俺だって男だからさ、裸の一つや二つって思うけど…でもさっきのは…ううう、おぞぞぞ!」
「……落ち着け。その覗き魔の顔は見たのか」
「ううん、何か怪しげな鬼の仮面してた。あ、でも鬼道衆さんたちの面じゃないよ?」
「面じゃないって…お前な…(汗)」
「しかもその痴漢、5人もいたんだよ〜固まってじーっと覗いてて、涎垂らしながらカメラで激写してたし〜(泣)
「……安心しろ。二度と陽の目を見られないようにしてきてやるから。けど、お前も気づけよな…」


【美里主】

「み、美里…お前、俺ん家で何やってんの…(汗)?」
「あら龍麻…うふふ、お帰りなさい。早かったのねv」
「いや…うん…。ところで、それ…俺のパンツ……」
「うふふ…あのね、一人暮らしの龍麻の為にお洗濯してあげようと思って」
「……その割に何でみんな袋に詰めてんの? 洗濯機はこっち…」
「あらホントね。うふふ、嫌だわ間違えちゃったみたい」
「……………」
「あ、龍麻。新しい下着は箪笥に入れておいたから。ちゃんと穿いてねv」

「な…!? こ、ここここれは…ちょっと…俺の趣味じゃないっていうか…(汗)」
「まあ龍麻…うふふ、そんなに照れて…何なら私が穿かせてあげても…!」(ギラリ)


【雑多主】

マリィ「ハーイ、今月ノテーマはチカン! ナノデ皆サン龍麻オ兄チャンにチカンシタイ場所を言ってミテ下サイ!」
藤咲「やっぱり王道は電車じゃない?」

雨紋「俺様はライブハウスだな。あの熱気ムンムンの人込みの中でってのが燃えるってーか。へへへ…」

村雨「んじゃ、俺は競馬場にでもしとくか」
御門「村雨。お前まで彼らとこんな低俗な話をするとは…呆れましたね」
雪乃「とか言いつつ、お前みたいのに限ってすっげえエロかったりするんだよなあ〜」
雛乃「式神たちを周囲に張り巡らせて動けない龍麻様を…とかですか。嫌だわ…」
御門「不愉快です。私はもう帰りますよ【怒】!」
アラン「マーマー。喧嘩シナイ! 楽しく話そうネ。ボクはネー、クラブでアミーゴと擦り合いタイ〜」
霧島「セクハラ的痴漢ですね。なら僕は勉強を教えてもらうフリして…ってシチュエーションがいいかな」
さやか「あー霧島君ずるーい! 今さやかがそれ言おうと思ってたのにぃ!」
マリィ「それじゃーソロソロ締めに入りマス。佐久間のおじちゃん、ドウゾ!」

佐久間「誰がおじちゃんだっ【怒】! だがよくこの俺に話を振ったな。俺様はズバリ、銭湯がいい!」

一同「…………」

ドカッ、バキッ、ズゴーンッ!!!


佐久間「……な、何でだよ…。痴漢って言ったら風呂覗きだろ…?」(ばたり)