03.8.テーマ「海!海!海!」
【京主】
「すっげー人だなァ。やっぱ夏は海!だよな!」
「京一は海よりもセクシー水着のオネエチャン、だろ」
「はぁ? ばっか、何言ってんだよ。俺はひーちゃん一筋だって」
「でっ…でかい声で言うな、そういう事を(焦)!」
「何赤くなってんだよ(笑)? 夏ってのは〜こう、もっと開放的になってだなぁ!」
「ば…こ、このバカっ! 急に抱きついてくんな〜【殴】!!」
「いっ…て〜!! な、何すんだよ、ひーちゃん!!」
「それは俺の台詞だ!! いいからどけよっ、重い!!」
「ん……へへ、そう言ってる割に、今のひーちゃんの顔、すげェ可愛い。実は嬉しかったりして?」
「そ…! そんな事あるわけな…ッ…んっ…ぅん〜!?」
【壬生主】
「夏休みに壬生と海に来られるなんて嬉しいな〜」
「本当…? 僕も嬉しいよ、龍麻」
「なあなあ、遠泳勝負しよう? 俺、久々だからな〜遅いと思うけど」
「…きっと龍麻の方が速いよ」
「ん……あ! 壬生、またそうやってわざと俺に負けるのやめろよっ?」
「龍麻……僕はそんな事……」
「そんな事ある! 壬生はそうやってすぐ俺に華持たせようとするんだから。そういうのって逆に傷つくんだぞ」
「そう…なのかい…?」
「いっ…? や、やっぱりわざと手抜いてたのか…(汗)。もー何で壬生はそうなんだよ」
「……わざとじゃないよ。僕は…相手が龍麻だって思うといつだって緊張してしまうんだ」
【如主】
「せっかく海に来たのに翡翠は読書か」
「何か言いたそうだね」
「一緒に泳ごうぜ!」
「悪いが遠慮する。暑いのは好きじゃないんだ。あの人込みも鬱陶しい」
「……そんな事でこれからの厳しい社会を生き抜いていけるのかよ」
「龍麻よりはうまく生きていける自信があるよ」
「ぐ〜!! 性格悪いな〜もう! 分かったよ、泳ぎたくないならそれでいい!!」
「……それで何で君までここに座るんだい?」
「悪いかよ…。だって翡翠はここにいるんだろ…。なら俺もここにいる…」
「……龍麻、その顔は反則なんじゃないか? 分かった、行くよ。だから今すぐその泣きっ面をやめてくれ」
【劉主】
「海〜海や海や〜!!」
「ははは、劉、海好きなんだ?」
「うんっ、好きやで! おっきくて広くて気持ちええもん! アニキは?」
「うん、俺も好き。普段はあんまり来ないけど…」
「そやな。な、たっくさん泳ごうな? アニキ、競争しよう?」
「うん、しようしよう! 負けた方は何か罰ゲームな! 何にする?」
「ん〜せやな〜。あ、なぁアニキ。わいが勝ったらアニキ、ちゅってしてくれる?」
「ええ…? じゃあ俺が勝ったらお前何してくれんの?」
「わいがアニキにちゅってしたげるわ♪」
「それってどっちにしろ同じじゃないかよ〜…って、あ、こら! フライングするな〜!!」
【村主】
「先生、アンタ皆から離れて一体何やってんだ?」
「あ、見つかったか。せっかく隠れていたのに」
「言ったろ、俺の強運で見つけられないもんはねえって。で、そりゃ何の真似だい」
「見れば分かるだろ。お城だよ、砂の城。これの周りに城壁も造るんだ」
「またガキみたいな事するんだな。楽しいかい?」
「ほら、バカにした。だから隠れていたのに。でも俺、海来たら絶対やりたかったんだ、砂遊び」
「へえ……先生にとって砂遊びってやつはそんなに珍しいものなのかい」
「俺の田舎は内陸部にあったし…。海でこういう事するのは憧れだったかな」
「そうかい。それじゃあ一つ、この俺も先生のその感傷につき合わせてくれや」
「いいよ。いいけど…何でお前は俺の手を握ってんだよ…っ」
【犬主】
「ん……あれ、もう……?」
「寒いか」
「いえ…でも気づかなかった。もう…夜だったんだ」
「お前があんまり気持ち良さそうに眠っていたからな…。俺も起こすに起こせなかった」
「すいません。ああでも…うん、本当に気持ち良かった」
「海に来て日がな1日部屋の中で寝ている奴ってのもそういないだろうけどな」
「はは……でも、波の音は聞こえるでしょう? 先生は何してたんですか」
「ん…お前が寝ている間か?」
「はい。俺がずっとくっついてたからあんまり動けなかったでしょ。退屈じゃなかったですか?」
「いや…。退屈はしなかった。久しぶりだな…そんな風に思ったのは」
【九角主】
「毎回天童に殺されて可哀想な鬼道衆さん達と海水浴に行く計画が上がってるんだけど」
「………それが?」
「海は色んなイベントがあるだろ。泳ぐだけじゃなくて、スイカ割りとかビーチバレーとか」
「だからそれが何だってんだ」
「何そんなイラついてんだよ。でも全部は遊べないから、天童が1番やりたいものをやろうって」
「で、俺に海で何をするのか選べってのか? ……このリストから」
「そう。すごいよな、よくこんなにたくさんのイベントを思いついたと思わない? 花火や肝試しも楽しそうだよ」
「……あれがねえな。海じゃよく砂浜で生き埋めになってる奴がいるだろうが」
「多分身の危険を感じて項目に入れなかったんじゃない(汗)。意地悪しないで選んでやれよ」
「お前な…そんじゃあ俺がこの『盗撮OK!海辺のホテルでランデブー』ってのを選んでもいいってのか!?」
【美里主】
「龍麻。どうかしら、この水着」
「あ、美里。うん、可愛いよ、すごく」
「まあ…ありがとう龍麻。貴方にそう言ってもらえると嬉しいわ」
「だって本当に可愛いよ。ほら、周りの人たちも皆美里に注目してるし」
「うふふ…。でも私には貴方の視線だけがあればいいのよ、龍麻」
「あ〜海の家、発見! 焼きソバ食いたいな〜! あとカキ氷も!」
「…………」
「あ、ごめん。今美里、何か言ったか?」
「いいえ、何でもないの。それより龍麻。龍麻のその可愛い肌が焼けないようにオイル塗ってあげるわv」
「へ、オイル? い、いいよ…それより何か…何か美里、お前のその脂ぎった目は一体…(怯)」
【雑多主】
藤咲「海と言ったらやっぱりアタシみたいな美女の独壇場よね」
舞子「きゃう〜ん! 舞子、ビキニの水着でダーリンと一緒に泳ぐんだ〜♪」
マリィ「マリィも! マリィも可愛いワンピース、パパに買ってもらったノ! 龍麻オ兄チャンと泳グ!」
比良坂「私も兄さんの目を盗んで何とか抜け出して来られたので…龍麻さんと…!」
雪乃「おらおら、龍麻と2人っきりになりたいのはお前らだけじゃねーんだぞ?」
雛乃「そうですわ。こう見えて姉様もいっぱしの女。数日前から龍麻様を独り占めする作戦を練っていた模様で」
雪乃「……おい雛。汚ェ出し抜け作戦を最初に考えてたのはテメエだろが(汗)」
桃香「まあまあ、女の子同士で喧嘩はやめましょ! せっかく男どもを出し抜いて海に来たんだし!」
小蒔「そうだよ! ひーちゃん騙して連れて来るの苦労したんだからさ〜」
芙蓉「……龍麻様は晴明様たちも来られると思っているのですか?」
さやか「そう! でも私たちの罠だと知って狼狽する龍麻さん! それを私たち皆で輪○するんですよ、きゃ〜不潔〜!」
遠野「……こんなアイドルが売れてていいのかしら(汗)」
裏密「ね〜みんな〜何だか〜ひーちゃん遅いと思わない〜?」
一同「!!!」
……海辺から離れた公衆電話にて。
龍麻「だからっ、何で男は俺1人なんだよっ(焦)!! いいからお前らすぐ来い! 大挙して来い〜!!」