如月:うっ…! きょ、強烈な熱気が…!

 アラン:HAHAHAHAHAー! ハーイ、ヒスイ! 遊びに来たデース!
 紫暮:おっす、如月! どうだ、新しい店の方は? こんな辺鄙な所じゃ、客もあまり来ないだろう。
 如月:まあ、ぼちぼちというところかな。それより珍しい組み合わせだな。まさか2人までここに来るとは。
 アラン:OH、ヒスイ! ボクたちは仲間ネ! お祝いに来る、当然の事デース!
 紫暮:そうだぞ。本当は開店初日にでも来たかったんだが、まあ初っ端は色々と忙しいだろうと思ってな。
 アラン:ヒョーゴとはそこで偶然会ったデス。だからこれ、ボクたちのお土産別々にどうぞネ!
 紫暮:いやあ俺はアランの土産を見て、しまったと思ったよ。俺ももう少し気の利いた物を用意すれば良かったな。
 如月:…………。
 紫暮:ん? どうした、如月。神妙な顔して。
 アラン:ヒスイ、疲れてるデースか? 今日はボクたちが店番代わろうカ?
 如月:…いや、何でもないんだ。僕にもまともな仲間がいたんだなと思ってね。先刻は暑苦しいのが来たなどと思って悪かっ…。
 アラン:OH、コレ何デースか、コスプレ衣装!? ヒスイ、コレ龍麻に着せようとして嫌われたですカ!?
 紫暮:あー、ごほん。如月…その、龍麻の事なんだが…お前、あいつに殴られてフラれたってのは本当か?(興味津々)
 如月:………どうせそんなオチだと思ったよ。



 10月19日 紫暮兵庫とアラン蔵人から 頑丈!サンドバッグとお風呂で遊ぼう水鉄砲を手に入れた。




結局、誰のことも信用などしてはいけないということだな。
フッ、それならそれで構わないさ。(首を横に振って微笑)
しかし……こんな事でこの僕がダメージを受けるとでも思っているのか。
甘いな、美里さん。僕と龍麻の関係はそんなにヤワじゃない。………。
龍麻…でも彼は実際僕のことをどう思っているのだろう…。

親しい間柄だと…心を許して話し合えると思っているのは、もしかして僕だけかもしれない。
………ああ、君。すまない、また少し考え事をしていたんだ。

ああ、これかい? はは、また開店祝いだということで貰ったんだ。
僕はこんな物で遊ぶほど子供じゃないよ。サンドバッグも…僕は刀術使いなのでね。無用の品だな…。

まあ…龍麻は喜んで使うかもしれないが…。



【店主:如月翡翠】



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