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龍麻:あーあ、翡翠が蔵の整理に行っちゃったから暇だなあ。サンドバックでも叩こうかな? 九角:…………。(音も立てずに不意に店に現れた) 龍麻:あ、いらっしゃいませ! どうぞゆっくりしていって下さいね!(にっこり) 九角:あん? …ふう、馬鹿な奴。俺がここでのんびりできるわけねェだろうが。 龍麻:は…? そ、そうなんですか(焦)? えと、じゃあ何をお探しですか? 俺、急いで用意します! 九角:………。ここにうちの奴らが邪魔しただろ。馬鹿な奴らだが、回収しに来た。 龍麻:え? あ、昨日の…?(翡翠がどっかへ捨てて…いや、すっ飛ばしちゃったんだよな…汗) 九角:おい、何を黙っていやがる。ハッキリしろよ、奴らここに居るのか? 龍麻:あ、す、すみません(焦)! あの、もうここには…。 九角:…そうか、ならいい。…―しかし、ただこのまま帰るってのも芸がねえな。 龍麻:あ、じゃあ何か買われていきますか? 九角:ん? …そうだな、買ってやってもいいぜ?(にやり) 男を抱くのは趣味じゃねェが、たまには面白いかもな。 龍麻:え? ちょ、ちょっと何…!?(接近してくる九角に後退して焦りまくる龍麻) 九角:…フッ、冗談だ。ここは俺達の場所じゃねえだろ。だがな龍麻…お前が望むなら、お前を俺の横に置いてやってもいいぜ? 龍麻:え、あ、あの! 行っちゃった…。あ、これは…? 10月28日 九角天童様から 九角家のしきたり・玉の輿への指南書を手に入れた。 |
如月:龍麻、店番を一人で任せてすまない。でもお陰で随分片付いたよ。 龍麻:あ、翡翠。俺なら大丈夫だよ。本読んでたし。 如月:本? 誰か来たのかい? 龍麻:うん。何かねえ、すっごくカッコいい人だったよ。昨日来た人たちの知り合いみたい。 如月:な…っ! 何だって!? 龍麻:あ、でも翡翠があの人たちの事ぶっ倒した事は隠しておいたから。それに楽しい本貰っちゃったよ。 如月:た、龍麻!!(龍麻から本を取り上げる如月) 龍麻:!! な、何だよ、びっくりした…っ! 如月:何もされなかったか!? くそ、迂闊だった! 皆がまだ熟睡中だから油断した!(本当に悔しそう) 龍麻:そういや、みんなまだ寝てるの? 何かの病気なんじゃない(汗)? 如月:…彼らの事なんか気にする必要はないッ! 連中はただここでだらけているだけさ。ああ、それにしても…! 【店主:如月翡翠&緋勇龍麻】 |