如月骨董品店。
村雨「何だい、アンタ等。まさか先生を探しに来たって言うンじゃねェだろうな?」
店先に出て来たのは、店主の如月ではなく村雨でした。
秋月「村雨! どうしてここに? てっきり緋勇君を探しに行っているとばかり」
村雨「…まあ、今回俺は落選組だ。残念だが、大人しくしているさ」
秋月「そんな村雨らしくもない。…いえ、でも…貴方らしいと言うべきかな」
村雨「フッ、そういう事だ。まあ、まがりなりにも先生とは1日デートもできたしな。次の機会を狙うとするさ」
アンコ「ところで如月君は?」
村雨「奥でふてくされて寝てるぜ」
アンコ「……あ、やっぱり」
村雨「暇なんでな。他の連中ともここで集まって麻雀でもやろうかと思ったんだが」
村雨は言いながら、軽く肩を上下させました。
村雨「みんな先生を探し回ってるし、ここの店主は姿を見せないしで、退屈してたとこだ」
橘「如月君も子供ねえ。悔しいのは分かるけど、緋勇君を探そうともしないなんて」
村雨「フッ、まあそう言うな。しかし先生はホントに誘拐されたのか? 大体―」
盲目の者「ウゴ?」
村雨「もし美里が犯人なら、ソイツだって先生の事を探してやしないだろ?」(貴方を指して)
盲目の者「ギャ!」
村雨「ハハハ。おい、お前。ここで遊んで行かねェか?」
盲目の者「ウゴー?」
村雨「蓬莱寺たちも先生探しでいないしな。お前もただ美里の言うなりじゃつまらんだろ?」
アンコ「ふー。ここには何の手がかりもなさそうね。行きましょうか」
秋月「そうですね」
橘「しかし如主メインサイトの攻め役が家で不貞寝とはねえ…」←同情的
さて、貴方はどうしますか?
1.村雨とここで遊んで行く。
2.アンコたちと一緒に龍麻を探す。