村雨と遊んで行く。
村雨「よし、そんじゃまあ、何して遊ぶかな。お前、花札できるか?」
盲目の者「ウゴー……」
村雨「ん? 何だ自信なさそうだな。それでも、負けた時は払うモンは払ってもらうぜ?」
盲目の者「ウゴ!?」
村雨「フッ、当然だろ? お前…何か賭けるものあるか?」
盲目の者「ウウウ……」
如月「……おい」
盲目の者「!?」
村雨「お、ようやくお目覚めかい。どうだい、気分は」
村雨に聞かれ、当サイトのメイン攻め役さんは。
如月「お陰様ですこぶる調子が良いよ。僕の家に化け物が居座って花札をしようとしているんだからな」
結構辛辣。
盲目の者「…………」
村雨「おいおい、可哀想な言い方しなさんな。傷ついてるみたいだぜ」
如月「フン、そうか。それはすまない。お詫びの印にこれをやろう」
盲目の者「ウゴ?」
如月がそう言って差し出してきたものは、一枚のお札でした。
村雨「何だい、それは?」
如月「さあ、何だろうね。まあ…魔法の札かな」
村雨「また誰か怪しげな客が置いていったものか」
如月「僕の所にこんな物を持ってくるなんて、何て厭味な…! 不愉快だ、僕はもう寝る!」
如月はそう言うと、また自室に篭って行ってしまいました。
村雨はそんな如月に苦笑してから貴方を見ました。
村雨「……ま、どうせその札はここの企画者がこのゲームを終わらす為に渡したモンだろ」
盲目の者「ウゴ?」
村雨「ン? まあ使ってみな。そうすりゃ、お前の目的に1歩近づくぜ」
盲目の者「グオ?」
村雨「だがな…さっきも言ったが、何も美里の言うなりになる必要はねェだろ?」
村雨は不敵に笑うと貴方の顔を覗き込んで言いました。
村雨「どうだ、ここで俺らと遊んでいかないか? …野暮はやめとけよ」
盲目の者「????」
村雨や如月の言う事が今一つ理解できない貴方でしたが、さて、どうしますか?
1.とりあえず貰った札を使ってみる。
2.ここで村雨や如月とずっと遊んでいる。