しつこく犬先生といる。


犬神「…………」
犬神先生は明らかに嫌がっていますが、諦めたようです。
貴方を無視して校舎に鍵をかけ、外に出ます。
貴方はその後を追います。
すると―。

龍麻「先生……」

何と！突然龍麻がその姿を現しました！
犬神「緋勇。どうした、お前。こんな所に」
龍麻「俺…どうしていいか分からなくなって……」
龍麻は何故か、今にも泣き出しそうな顔をしていました。
龍麻「こんな企画…最初から引き受けなければ良かった…」
犬神「…………」
龍麻「分からない…分からないんです、先生、俺…っ！」
犬神「……お前の顔を見る限りじゃ、答えは出ているように思うがな」
龍麻「えっ……」
犬神「何故俺のところに来たのかは分からんが…とにかく今お前がいる場所はここじゃないだろう？」
龍麻「先生……」
犬神「行きたい所に行けばいい」
龍麻「でも…でも、みんな俺の事探してるし…俺…それにアイツは多分、俺のこと待ってない」
犬神「行ってみなければ分からんさ」
龍麻「…………」
犬神「緋勇。今日くらい、好きな事をしてみてもいいんじゃないか？」
龍麻「…………」
犬神「全く。お前は悩み過ぎだ」
龍麻「………そうでしょうか」
犬神「さあ、もう行け」
龍麻「………はい。先生…ありがとう」
龍麻はそう言って犬神先生に頭を下げると、何かを決心したように駆けて行ってしまいました！

さあ、貴方はどうしますか？


１．いや、まだ犬先生といたいの♪
２．勿論、龍麻を追いかけます！！