【18】
■本日の立候補者:死蝋影司■
ふ…ようやっと僕の出番のようだね…。
ククク…待ったかい、愛しの緋勇君…。
是非君に届けたいね…この僕の偉大なる永遠の愛を…。
ドカンッ! バリバリバリッ!
…………?
ごほん。…ち…何だ大きな音を出しやがって…。
まあいい…。緋勇君…君へ送ろう、僕の愛の言葉を…。
僕は
ドタン! バタン! ガチャガチャ、ガッターン!!
………ッ(汗)!?
……い、一体…何なんだ…。隣の部屋は何も使われていないんじゃないのか?
声がかき消されるじゃないか【怒】。
と、とにかくだなっ。僕は妹・紗夜の陰湿な妨害をも乗り越えてここへ来た。
ふっ…ふっふっふ。それもこれも…全部君の為なんだよ、可愛い可愛い緋勇君…。
君は僕が君の事をもう当に諦めたと思っているんだろうがね。
どんな邪魔が入ろうが、所詮君は僕の手の中にいつかは戻って来る運命にあるのさ…。
君の未知なる美しい身体はこの僕の手で
ドンドンドン! バッターンッ!! 
???『あー! こんな所にいたのー!?』
な…っ!? こ、こ、この…また…【怒】!
お、おいモニター室! 一体隣は何をやっているんだ! 今日はこの僕の出番だろうがッ。
いい加減にしろよ、こんな扱いをしてタダで済むと…はッ!? まさか…まさかこれで終わりなのか、そんなバカな―ッ!? おいモニター室、応答を―!!

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「モニター室にて」
……………。
……………。
……………。
……………。
……………。
……………。
どうやら誰もいないようです。
昨日までの九主ファン2人組は満足して勝手に帰ってしまった模様。
音のする隣室の方へ移ってみましょう。




外法キャラ用演説室に全カメラを移して見ます…