1人で違う場所を探す。
貴方は当てもなくふよふよと辺りを徘徊しました。
しかし龍麻はなかなか見つかりません。
そうこうしているうちに夜となり…そしてイブの夜も0時を回ろうとしていました。
その時―。
龍麻「あ、盲目の者」
盲目の者「ビクウッ!!」
突然、貴方は龍麻に声をかけられたのです!!
龍麻「はは、何してんだ? こんな街中をウロウロしてちゃ怖いだろ…って、フツーの人には見えないか」
盲目の者「ウゴ!? ウゴウゴグオー!!」
龍麻「え? 何だよ、何驚いてんだ? ……あ、分かった」
龍麻はぽんと手を叩いて貴方に優しく微笑みかけました。
龍麻「美里やみんなが探してるんだろ、俺の事? それでお前も探してたってわけか」
盲目の者「ウゴー」
龍麻「……ふん。別に俺は隠れてるわけじゃないよ。ただ誰にも連絡取らないで普通に街を歩いてるだけ」
盲目の者「ウゴン!?」
龍麻「いいだろ、別に。俺が何して過ごそうが、そんなのは俺の勝手だろ!」
盲目の者「ウゴ?」
龍麻「誰かを選ぶなんてさ…そんなのヤなんだよ。俺は絶対ヤなの! そんななら…1人でいた方がいいよ」
盲目の者「ウゴー……」
龍麻「ま、そういうわけ。クリスマスが終わったら普通に姿見せるから」
盲目の者「………」
龍麻「だから心配するなって言っておいてよ! 俺は誰ともイブを過ごす気はないから!」
そう言って龍麻は去って行こうとしています。
さあ、貴方はどうしますか?
1.龍麻の後をついて行く。
2.私の任務は美里様の所に龍麻を連れて行く事です!使命実行!!